ゆめのき学園 職員・ボランティア募集BOOK&事業紹介 企画・コピーライティング
ゆめのき学園 - 2020.10
- コピーライティング
- ブランディング
- 横田孝優
ゆめのきと
しあわせの庭
新潟市西区を拠点に、保育・教育事業を展開する「ゆめのき学園」。「ゆめのきとしあわせの庭(職員・スタッフ募集BOOK)」と「事業紹介」のふたつの冊子を制作しました。
最初のご相談は「職員募集用の印刷物を作りたい」という内容でした。代表の羽賀さんが抱く「どんな人を採用したいか」について掘り下げていくと、「ゆめのき学園が目指す教育・保育観に共感してくれる人」というポイントが見えてきました。そして求職者以外にも幅広くゆめのき学園の考え方を伝えていきたいという思いもお持ちでした。
ゆめのき学園は「こども園(現在はおやこ園)」「多胎支援」「学童保育」といった多方面に事業を展開し、なおかつ個々が独自の特徴を持って運営されています。
「理念」と「事業」のすべてをひとつのツールで紹介しようとすると情報過多になってしまい、かえって混乱を招くおそれがあります。実際、多岐にわたる事業を短時間で紹介しなければならない場面もあるそうです。そこで、テーマを分けて2種類の冊子を作ることを提案しました。
「ゆめのきとしあわせの庭」は、ゆめのき学園の思いや理念を表現する冊子。「果たす役割」「目指す世界」「生み出す価値」「実現したいはたらき方」「求める人物像」という5つのテーマに沿って、ゆめのきの考え方を語ります。優しく、温かく、でも力強く。心に訴えかけるようなトーンで書きました。水彩で描かれたイラストが世界観を膨らませています。
「事業紹介」もゆめのき学園らしさを心がけました。事務的な内容で終わってしまわないように、各事業に「子どもに提供するもの」「保護者に提供するもの」「◯◯に提供するもの(◯◯には事業ごとに違う対象が入ります)」という項目を設け、ゆめのき学園がどんな価値提供を目指しているのかを言語化しました。
課題
- 「理念」「事業」をひとつのツールで伝えると情報過多になる
- 「理念」を採用メッセージに落とし込む構成と物語が必要
- 「事業紹介」は事務的にまとめず、ゆめのき学園らしさを付加
プラン
「理念(募集BOOK)」と「事業紹介」の2つのツールを作成し、それぞれの役割に特化させた内容とトーンに