さとう建匠 コンセプトメッセージ

さとう建匠 - 2021.10

  • コピーライティング
  • ブランディング
  • 横田孝優

この町で
一生のお付き合い。

私たちが建てた家は、町の景色となり、
暮らしとなっていきます。
ずっと安心して暮らしてほしいから、
地震に強い丈夫な家。
健やかな人生を送ってほしいから、
新潟の杉材を使った健康住宅。
さまざまなコストを抑え、
適正価格にもこだわっています。
もちろん、建てて終わりではありません。
メンテナンスや修繕も安心してお任せください。
雪が積もった日には、
お客さまの家をこっそり見回ることもあります。
やっぱり、どうしても気になりますから。
この町のみなさまとずっと歩んでいく。
さとう建匠が大切にしたい、約束です。

新潟県五泉市に本社を持つ住宅会社、さとう建匠のコンセプトメッセージを制作しました。ブランディングを担当していたクーナデザインの伊藤一善氏からのお声がけでした。

まずは佐藤代表へのヒアリングを実施。佐藤代表は、大工として家づくりに関わりながら建築士資格を取得し、自ら設計を手掛けるようになった家づくりのプロです。アフターサービスに力を入れ、自分たちを信頼してくれるお客さまと家族のような付き合いをしていきたいという思いをお持ちでした。

考えてみれば、アフターサービスを約束するということは「これからも私たちはこの町で歩んでいきます」という宣言とも言えます。このメッセージは、大手ブランドと比較しても引けを取らない、顧客への大切な約束となるはずです。

それを象徴するのが大雪の日のエピソード。さとう建匠のみなさんは、自分たちが手掛けた家の様子を見回り、時には雪かきを手伝うこともあるそうです。単なるアフターサービスの枠を超えた、さとう建匠という会社の人柄を感じるようなお話でした。

「一生に一度の買い物」とも言われる住宅。高額商品を表現する言葉ですが、さとう建匠の姿勢は「一生のお付き合いの始まり」と感じられるものでした。

コンセプトメッセージはそのスタンスをストレートに言語化し「この町で一生のお付き合い」としました。地元に根ざしてきた会社だからこそ言える実直で力強いメッセージです。

本文では「健康住宅」「適正価格」といったさとう建匠のこだわりを伝え、それらをお客さまとの「約束」として締めくくりました。

決して派手な言葉を使った文章ではないですが、大切な決意と約束が込められたさとう建匠らしいコンセプトメッセージとなったと思います。

課題
  • 住宅ブランドは大小無数に存在し、規模では大手に敵わない
  • 施工エリアが限られるため、地元での確固たる立場をつくる必要がある
プラン

「この町で一生歩んでいく」という地元企業にしかできない宣言を言語化。「一生の買い物」という住宅の特性と組み合わせることで力を持ったメッセージに。

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