新潟家守舎 タグライン
新潟家守舎 - 2021.10
- コピーライティング
- ブランディング
- 横田孝優
じぶんのまちを、
じぶんのことに。
新潟県内の遊休不動産を活用したプロデュース業務を展開する「新潟家守舎」のタグラインを制作しました。
事業内容をもう少し詳しく書くと、リノベーションはもちろんのこと、建物活用のプランニングやコミュニティづくり、さらにはメイキングにまつわる企画なども仕掛けたりと、かなり独自のカラーを持った企業です。
住宅設計をキャリアのスタート地点としながら、エリアブランディングなどへも活動の幅を広げてきた代表の小林紘大氏。事業展望から理想の社会まで、幅広い話を聞かせていただく中で印象的だったのが「愛の不足」という言葉でした。
スクラップ&ビルドを主とする日本の建築。そこには長い時間の中で愛着を育んでいく仕組みが不在となっている。また、住む人と不動産の関係性は固定化され、限られた選択肢の中で住まいを決めている人が多いのが現状。「楽しい暮らしは自分で作る」がモットーの小林氏は、この現状を打破し、新潟の家づくりをアップデートするという目標を持っていました。
そんな新潟家守舎が提示する価値観をまず問いの形式で言語化。「まちは誰のもの?まちで暮らす人たちは、自分たちのまちだと感じられている?」とし、その問いに対するアンサーとして「じぶんのまちを、じぶんのことに。」というタグラインを言語化しました。
このタグラインを含む新潟家守舎のCIプロジェクトは、髙橋栄一氏(ハシゴデザイン)、上野有理氏(サルキジーヌ)、小式澤まさみ氏(みなとわく)と一緒にチームで取り組みました。それぞれの専門分野を飛び越えて意見やアイデアを交わしながら、自分の持ち場では120%の答えをきっちり用意してくるみなさんとのプロジェクトは刺激的でとても楽しい時間でした。
課題
- まちは誰のもの?まちで暮らす人たちは、自分たちのまちだと感じられている?
プラン
そのまちで暮らす人が、「ここは自分のまち」と心から思える取り組みを発信する会社