新潟県音楽コンクール60周年記念誌 ハーモニー
- 取材・ライティング
新潟日報社
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新潟で育まれた 音楽文化を、未来へ
新潟県音楽コンクール60周年記念誌のライティングを担当しました。
新潟県や新潟日報社などが主催する新潟県音楽コンクールは1966年に初開催。ピアノ、弦楽、声楽、関学の4部門があり、最高賞は全部門の出場者から選ばれます。
小学生から大人まで幅広い年代の音楽家たちが日頃の研鑽を披露する場となってきたコンクールには、これまで9000人以上が出場。新潟県の音楽文化の発展に寄与してきました。
60周年のアニバーサリーを記念し、事務局である新潟日報社ふれあい事業部が本冊子を企画。4月下旬〜7月中旬の約2カ月半で制作しました。
新旧審査員長対談から始まり、歴代受賞者インタビュー、審査員インタビューなど、12名の音楽家を取材。音楽やコンクールへの熱い思いがたっぷり詰まった一冊となっています。
私(横田)はクラシック音楽には明るくなく、勉強しながらの取材と執筆でしたが、初心者ならではの視点だからこそ伝えられるコンクールの魅力や価値があると信じて取り組みました。
どの音楽家の方も、私の初歩的な質問に呆れることなく、言葉を尽くしながら音楽の魅力を語ってくださりました。音楽が育む人間性についても教えてもらったような気がします。
少子化やコロナ禍など時代の変化とともに、コンクールを取り巻く環境も激変してきたそうです。それでもやっぱり自分が暮らす街は、音楽や芸術が溢れていてほしい。それらを楽しむ心の豊かさを大切にする場所であってほしい。そんなことを思いました。