越品ストーリー「タケダ」

今回は、燕市で金属の切削加工業を営むタケダの工場を訪問。2008年に立ち上げたプロダクトデザイナーとのコラボレーションブランド「TAKEDA DESIGN PROJECT」を取材しました。

社員数の約2倍にも及ぶ80台以上の機械を有する同社。使い込んだものから最新鋭のものまで、大小さまざまな機械がありましたが、整然と並ぶ光景に凛とした美しさを感じたのが印象的でした。

得意な領域や持っているスキルの異なる外部デザイナーと手を組み、いくつものブランドを展開するタケダ。その仕事の進め方は、伝統的に工場同士で連携し、一つの商品を分業で作り上げてきた燕三条の地域性に通じる部分があり興味深いと思いました。