JIFT ネーミング・コンセプト・ブランドコンサルティング
JIFT - 2017.04
- ネーミング
- コピーライティング
- ブランディング
- その他のサムシング
- 横田孝優
JIFT
家づくりに、新たな選択肢を。
本当の意味で、価値のある家づくりがしたい。
その想いから始動したプロジェクトが
「JIFT(ジフト)」です。
JIFTに所属するのは、
一定基準をクリアした大工のみ。
彼らの仕事は、現場で家を建てることだけではありません。
施主様と打ち合わせをし、
設計とデザインを自ら手がけ、
土地探しや資金計画の相談にも乗る、
家づくりのオールラウンダー。
「建築士」や「施工管理技士」といった
国家資格も有しています。
自らの身体を使って家を建ててきた大工の経験値。
家族の理想をカタチにする建築家の発想力。
数々の事例に基づいたアドバイザーの視点。
どれも自信があるから、
いい家づくりができる。
これがJIFTの強みです。
家づくりが成功するかどうかは
パートナー選びにかかっています。
住宅メーカーでも設計事務所でもない、
「JIFT」という選択肢。
まずは、お気軽にご相談ください。
【JIFT】:Join(つながる)、Idea(発想)、Find(見つける)、Technic(技術)の頭文字を連ねた造語。
「大工さん」というと、どんなイメージですか。ねじり鉢巻にべらんめえ口調のガンコ親父を想像しませんか。そのイメージ、かなり古いかもしれません。
JIFT(ジフト)は若手大工のチーム。ですが、現場で家を建てることだけが彼らの仕事ではありません。JIFTのメンバーになるには一定の条件があります。「1.大工として現場リーダーである棟梁経験があること」「2.大工の経験値・建築家の発想力・アドバイザーの視点を持ち合わせた、1人3役プロフェッショナルであること」「3.一級建築士、二級建築士といった特定の国家資格を持っていること」。つまり、家づくりの全てを任せられるプロフェッショナルの集団なのです。
かつて大工さんは地域密着で、様々な家の困りごとを解決してくれる存在でした。この21世紀にあらためて、大手の住宅メーカーにはない、地元の大工たちの魅力を届けていきたい。しかも今の時代にアップデートされた大工さんのイメージを伝えていきたい。そんな思いのもとでこのプロジェクトは始まりました。
「JIFT」というネーミングは、メンバーである大工さんたちから仕事の中で心がけていることや大切にしていることをキーワードの形で出してもらい、そこから4つの言葉を選んで頭文字をつなげた造語です。
発起人である松吉ワークスの小松原さんと何度も打ち合わせを重ねて、コンセプトの一言一句まで魂を注ぎ込み、そこからリーフレットやWEBサイトといった広報ツールへの展開へと一連の広報活動をサポート。ワークショップの自己紹介なども書かせてもらいました。
コピーライターの仕事を全うするという範疇を超えて、言葉の専門家としてどこまで伴走ができるか。そんな命題にとことん取り組ませてもらうことができた貴重なプロジェクトでした。
課題
- 地域の大工と住民のつながりをどのように生み出し、太くしていくか
- 昔ながらの大工へのイメージからの脱却
プラン
若手大工たちと一緒に、新しい大工のイメージをつくるプロジェクトへ。ネーミング・コピー・デザインの全てに彼らの思いを注ぎ込むことで、新しい大工たちにふさわしいブランディングを実現