えんだま ネーミング・コンセプト
JAささかみ - 2019.07
- ネーミング
- コピーライティング
- ブランディング
- 横田孝優
えんだま
なかよしの枝豆
さやの中から、こんにちは。
わたしたち「えんだま」は、
阿賀野市のゆうきの里ささかみで
生まれ育った枝豆です。
こだわりの有機肥料を使い、
土づくりから丹精こめて、愛情こめて。
栄養たっぷりの畑で、元気に実りました。
大好きな人と一緒に食べて、
なかよしになってくれたらうれしいな。
収穫量の大部分を県内で消費してしまうほど、実は新潟は枝豆大好き県。初夏から初秋まで、さまざまな品種やブランドの枝豆が売り場に並びます。
そんな中で誕生することになったJAささかみの新しい枝豆ブランド。笹神(ささかみ)という地域は、有機栽培・減農薬減化学肥料栽培を推進し、人と自然に優しい農業を実践。「ゆうきの里」としても知られています。
新潟の夏、食卓の中心は枝豆の定位置。ビールによく合うからか、どうしてもおつまみのイメージが強い枝豆ですが、実は子どもたちも大好きな食べ物です。食卓の真ん中にあれば、みんなが手を伸ばし、それを食べながら会話も弾む。枝豆は家族をつないでくれるコミュニケーションツールでもあります。
そこで、安心と安全を大事に育てられた枝豆が、人と人をつなぐ存在となることを目指して
「縁の玉=えんだま」というネーミングを発想しました。品種や製法からもう一歩先へ進んだ、農産物が発信する新しい宣言だと考えています。
えんだまが子どもから大人まで幅広く親しまれる存在になることを願っています。
課題
- 新潟県内には無数の枝豆ブランドが存在し、差別化が困難
- 一方で「おつまみ」のイメージが強く、大人(特に男性)に向けたブランディングが主流
プラン
大人のおつまみから、家族だんらんのお供へ。枝豆をコミュニケーションツールと捉えたメッセージを作成。