純白のビアンカ ネーミング・コンセプト
佐藤食肉 - 2017.01
- ネーミング
- コピーライティング
- ブランディング
- 横田孝優
純白のビアンカ
その特別な豚肉は、白の国からやってきた。
ビアンカとはイタリア語で「白」のこと。
つまり、純白のビアンカとは「白の中の白」。
空気の澄んだ長岡市柿町の高地で生まれた豚に
健康・美容成分に優れたヤスダヨーグルトのホエイを与えて、
愛情たっぷりに育てました。
白い脂は、すっきりとした甘さ。白いホエイは、豚たちを健やかに。
白い雪が冬を彩る新潟の地で生まれた、
「白の中の白」の名にふさわしい上質な豚肉です。
佐藤食肉がプロデュースしたブランド豚。その最大の特徴は、ヤスダヨーグルトのホエイ(乳清)を飼料に混ぜてあたえていること。栄養価の高い乳酸菌により、エサの消化・吸収が良好に。さらに長岡市の広大な自然の中でのびのびと過ごすため、健康的な豚に育ちます。お肉は、香り高くほのかな甘みが特徴。脂身は白く透き通り、さっぱりと味わうことができます。
実は新潟県は豚肉王国。すでに無数のブランド豚が先行しているため、平凡な方法では差別化ができません。一方で他の豚肉のイメージを分析すると「ガッツリ」「肉食」といった路線がほとんど。そこで「健康」「美容」「オシャレ」といった従来とは一線を画すイメージの確立によって、新しいブランド豚を発信することにしました。
世界観を重視したブランディングとするため、ネーミングではあえて「豚」「ポーク」といった定番のワードを外すことに。「新潟の雪」「ホエイ(ヨーグルト)」「透き通るような脂身」から『白』というキーワードを連想し、白の中の白を意味する『純白のビアンカ』と命名することにしました。ビアンカはイタリア語で「白」を意味し、イタリアはホエイ豚の聖地とされています。
「純白のビアンカ」は今までになかったポジションの豚肉として注目を集め、飲食店や結婚式場からの問い合わせが殺到し、またたく間に新潟を代表するブランド豚に成長しています。
課題
- 従来のブランド豚とは一線を画すポジショニングが必要
- 「健康」「美容」「オシャレ」といったイメージの発信
プラン
豚肉の従来イメージを覆すため、世界観を重視したブランディングを実施