AWANAMA ネーミング・コンセプト
圧力生酒コンソーシアム - 2017.11
- ネーミング
- コピーライティング
- 横田孝優
AWANAMA
日本酒の「生」。
その味を世界に届けたい。
寿司や刺身など、食材に熱を加えない
「生(なま)」という食文化が日本にはあります。
日本酒にも生があるのをご存知ですか。
品質保持のために日本酒は
加熱殺菌されるのが一般的ですが、
一部は熱を加えず生のままで、
新鮮な風味が楽しまれています。
しかし生の日本酒はデリケートなため、
輸出がほとんどできませんでした。
「AWANAMA」は、海外でも生酒を
楽しんでもらうために誕生したお酒です。
独自の研究によって、
ボトリング後、高圧力処理での殺菌に成功。
微発泡の刺激が、
フレッシュな味わいをさらに華やかにします。
日本が誇る「SAKE」。
世界が知らなかった魅力を、
あなたの舌でお試しください。
日本酒は通常、品質保持のために加熱処理(火入れ)をします。一部は「生」の状態で販売されていますが、時間がかかる海外への流通はこれまで実現していませんでした。新潟薬科大学応用生命科学学科、金升酒造、新潟県醸造試験場、越後製菓、大日本印刷が参加する「圧力生酒コンソーシアム」は、高日本酒に火入れをせずに常温流通させることができる高圧殺菌処理に成功。海外へ広めていくことが可能となりました。そして誕生したのが「AWANAMA」です。
海外でそのまま流通する日本語を意識し、「生」「微発泡」という特徴を、シンプルな言葉の組み合わせによってネーミング化。コンセプトでは、寿司や刺身にも代表される「生」という日本の食文化に焦点を当てて、その魅力をメッセージしました。