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2015.08.18.

【10分日記】詩はどこに行った?

情熱大陸、谷川俊太郎さんの回を見た。

ちなみに「タニガワ」ではなく、「タニカワ」です。

番組の中でご本人がおっしゃってました。

今まで僕は曖昧に覚えてました。すみません。

 

当然、何の疑いもなく、番組の中で、谷川さん(ちゃんとタニカワさんとタイプしました)は、

「詩人」と紹介されていました。83歳だそうです。

 

個人的には、谷川さんは最後の詩人なのではないかと、僕は思います。

 

谷川さんより若い方で、詩人と名乗る方もいるでしょう。

詩作をライフワークとされている方もいらっしゃると思います。

ただ、職業として「詩人」ただひとつを名乗ることは、もう難しいんじゃないでしょうか。

詩人は作詞家と少し違う。歌人でもない。

もちろんライターやコラムニスト、エッセイストとは全く別のものです。

それらと一線を画す、ひとつの職業としての、純粋なる「詩人」。

 

その一因は、日本人の暮らしの中から「詩」という成分が

減っているからなんじゃないかと思います。

まあ、詩の定義も難しいのですが、

「繊細な感受性」「行間の曖昧さ」「言葉の奥行き」

といったところにヒントがあるように思います。

答えはまだわからない。

 

心がちょっと情緒的なほうに傾いている時に書いた言葉が、

すぐに「ポエム」と呼ばれて揶揄されてしまう。

詩の肩身の狭さが、世間や時代の気分を映す影絵のようになっている気がしてなりません。

 

 

★10分日記とは、横田による、 構想・執筆・推敲をトータル10分位内で仕上げてしまう日記。

…ということを前提に、おおらかな心でお読みください。